中山七里の小説「ドクター・デスの遺産」を映画化したクライムサスペンス。安楽死を手口にする連続殺人犯に挑む刑事役で綾野剛と北川景子がバディを組みます。2人は「パンク侍、斬られて候」に次いで2度目の共演。「神様のカルテ」「サグラダリセット」などを手がけてきた深川栄洋監督がメガホンをとりました。
作品を見ていると「安楽死も1つの選択なのかもしれない」という思いが頭をもたげてきます。「映画で安楽死を肯定してしまうのってヤバくない?」とハラハラしていると中盤から流れがぐぐっと変わり、辛くても生きることを肯定するようになります。よかった~
綾野剛と北川景子の存在感が大き過ぎて、他の刑事役の俳優が霞んでしまった感があるけれど、個人的にはこの2人が好きなのでOK。
犯人は最初、誰が演じているのかわからないくらい、普段と違った風貌でびっくり。綾野剛との精神的な一騎打ちはさすがのひとこと。怖すぎでしょ。
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